「1分でも多く試合に出たい」三浦知良選手が再び三重でプレーへ 期限付きでアトレチコ鈴鹿に移籍

元日本代表の三浦知良選手が、日本フットボールリーグJFLのアトレチコ鈴鹿クラブに期限付きで移籍することが決まりました。

プロ39年目の三浦選手が新たな挑戦先として選んだのが、アトレチコ鈴鹿クラブ。キングカズの愛称で親しまれる三浦選手は現在57歳。Jリーグ開幕以来、唯一現役を続けている選手です。

2年前、アトレチコ鈴鹿クラブの前身にあたる鈴鹿ポイントゲッターズでプレーし、ホーム最終戦で決めた55歳と259日でのゴールは、JFLの最年長ゴール記録となっています。

去年2月にポルトガル2部のオリベイレンセに期限付きで移籍し、今年5月までプレーしていました。

三浦選手は25日、国立競技場で会見を開き、アトレチコ鈴鹿クラブへの期限付き移籍を発表しました。「若い選手が多いチームの中でも年齢関係なく、1対1で積極的に仕掛けるなどベテランらしくないプレーができたらいい」と述べ、「1試合でも1分でも多く試合に出たいし期待もされている。ポルトガルではゴールを挙げることができなかったが目の前の試合で1ゴール挙げることを目標にやっていきたい」と語りました。

三浦選手は7月にチームに合流し、トレーニングに参加する予定です。

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