棚田に白やピンクのハス 山に霧かかると幻想的

三重県津市白山町二俣地区で、ハスの花が間もなく見頃を迎えます。

ハスの花は夏に咲く水生植物で、朝早くに開花し、昼頃には閉じてしまいます。

白山町二俣地区のハスは、少子高齢化が進むふるさとを活気づけようと、地元の人が約6000平方メートルの棚田を整備して植えたものです。

今年は6月中旬から花が咲き始め、これからは白やピンクなどの大輪が見頃を迎えます。

仏教の世界では極楽浄土に咲く花と言われていますが、周辺を山に囲まれた二俣地区では霧がかかるとより幻想的な風景となり、凛と開くハスの美しさがさらに増すということです。

二俣区美化推進委員会の中森勝会長は「現在は2・3分咲き。七夕頃には開花が進むと思うので、ぜひ見に来て」と呼び掛けていました。

白山町二俣のハスの花は、8月中旬まで楽しめます。

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