「あの時の怖さ 味わってほしくない」6.26水害 71年目の慰霊式で自治会長「早めの避難を伝えたい」 熊本市

熊本県を流れる白川が氾濫して死者・行方不明者が563人に上った「6.26水害」から6月26日で71年です。今年も熊本市で慰霊式が行われました。

熊本市の子飼橋の近くで開かれた「6.26水害」の慰霊式には、地域住民など約30人が参列し、水害で亡くなった方を悼みました。

この水害は、降り始めからの雨量が阿蘇市で750ミリ、熊本市で617ミリを観測し、熊本市では白川が氾濫。死者・行方不明者は、563人に上りました。

地域の自治会会長の田尻康博(たじり やすひろ)さんは、教訓を今に伝え、早めの避難を促します。

自治会会長 田尻康博さん「あの時の怖さを皆さんには絶対に味わってもらいたくない。早めの避難の重要性を一生懸命伝えたい」

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