麦茶にしてはいけないNG行為5つ!実はこんな保存方法がダメだった!

暑い夏は作り置き!冷えた麦茶で夏バテを撃退

7月に入ると、梅雨が明けて気温が急上昇し、日本全国が高温多湿となります。このような時期には、水分補給が非常に重要になります。冷えた麦茶は、暑さを和らげるのに最適な飲み物です。夏の暑さには、体を冷やす麦茶が特に効果的で、多くのご家庭でたくさんの麦茶を作り置かれています。

運動中のお茶は避けた方がよい?カフェインレスの『麦茶』ならOK

夏の運動時には、大量の水分を補給する必要がありますが、お茶の摂取は避けた方が良いでしょう。一般的なお茶にはカフェインが含まれており、利尿作用によって脱水症状を引き起こす可能性があります。しかし、麦茶はカフェインが含まれていないため、運動中でも安心して飲むことができます。特に夏は脱水症状が発生しやすいため、麦茶の重要性が増します。

麦茶にしてはいけない5つのNG行為

麦茶は夏場に特に活躍する飲み物で、ペットボトルで販売されているものもありますが、多くのご家庭では麦茶バッグを使用して自宅で作ることが多いです。

麦茶を家庭で作る際には、調理や保存の過程で注意すべきNG行為があります。ここで、麦茶にしてはいけないNG行為を紹介しますので、日常的に行っていないか確認しましょう。

1. 麦茶をやかんに入れっぱなしにする

麦茶をやかんで作った後、常に使えるようにやかんに入れっぱなしにする方がいますが、これは麦茶の風味を損ねる原因となります。麦茶を作った後は、粗熱を取るために通常1時間程度放置し、その後、別の容器に移して保存することが推奨されます。これにより麦茶の風味を保つことができます。

2. 麦茶を常温で保存する

麦茶は基本的に冷蔵保存が適しています。常温で保存すると、細菌が繁殖しやすくなり、食中毒のリスクが高まるため非常に危険です。特に夏場は菌の増殖が活発になるので、家庭で作った麦茶は、熱いままではなく粗熱を取ってから冷蔵庫に保存することが重要です。

3. 粗熱が取れていない麦茶を冷蔵庫に入れる

麦茶を沸騰したお湯で作ると、当然ながら熱い状態で完成します。粗熱を冷ますのが面倒でも、熱いままの麦茶を冷蔵庫に入れるのは避けるべきです。

熱い麦茶を冷蔵庫に直接入れると、麦茶の熱が冷蔵庫内の他の食品を傷める原因となり、非常にもったいないことになります。麦茶を作った後は、約1時間放置して粗熱を取り、その後冷蔵庫で保存しましょう。

4. 水出し麦茶のバッグを長時間入れっぱなしにする

水出し麦茶を作る際には、麦茶バッグを使用しますが、完成後もそのまま保存容器に入れっぱなしにしておくのは推奨されません。

長時間麦茶バッグを浸しておくと、麦茶の味が濃くなりすぎて美味しくなくなることがあります。さらに、麦茶バッグが劣化しやすく、最終的には麦茶が腐る原因にもなるため、使用後は適切に取り除くことが必要です。

5. 麦茶バッグを素手で取る

麦茶を麦茶バッグで作る場合、完成後はすぐに麦茶バッグを取り出すのが理想的ですが、素手で取り出すのは避けましょう。

素手で麦茶バッグを取り出すと、麦茶に細菌が入るリスクがあり、特に麦茶を数日間保存する場合は衛生的に大変危険です。麦茶バッグを取り除く際は、箸やトングなどを使用するのが安全です。

麦茶(麦茶バッグ)の正しい保存方法

麦茶を作る際の保存方法について、効果的な手順をご紹介します。特に麦茶バッグを使用する際のポイントも含め、家庭で役立つ情報をお届けします。

基本は冷蔵保存で、2~3日以内に消費

麦茶は基本的に冷蔵で保存し、作った後は2~3日以内に飲み切ることが理想です。耐熱性がある密閉型保存容器を使用して冷蔵保管すると、麦茶を新鮮な状態で保つことができます。市販されている冷蔵で保管してそのまま注げるタイプの容器を利用すると、さらに便利です。

製氷皿を利用した冷凍保存法

麦茶をより長持ちさせたい場合は、冷凍保存が推奨されます。製氷皿に麦茶を入れて冷凍する方法は、麦茶を直接飲むだけでなく、他の麦茶を冷やすのにも使えるため、非常に便利です。この方法で作った麦茶の氷は、味を損ねることなく使用できます。

麦茶バッグの適切な保存方法

麦茶バッグは開封後、湿気や酸素の影響で速やかに劣化することがあります。そのため、開封した麦茶バッグは放置せず、湿気や空気から隔離するために密閉容器に入れて保存することが重要です。

この方法で保存すれば、麦茶バッグを常温で保管しても劣化を防げます。密閉容器は、100円ショップなどでも手軽に購入可能です。

麦茶を正しく保存して、冷たい麦茶で暑い夏を乗り切ろう!

いかがでしたでしょうか。今回は麦茶にしてはいけない行為と、麦茶の正しい保存方法についてご紹介しました。

作りたての麦茶を正しい方法で保存すれば、その美味しさを損なうことなく楽しむことができます。特に、粗熱をしっかり取り、適切なタイミングで冷蔵庫に入れることが重要です。炎天下の夏、冷たい麦茶は熱中症対策にも役立ちます。

今回紹介したポイントを守って、正しく麦茶を作り、保存してください。そうすることで、暑い夏を快適に過ごし、脱水症状からも身を守ることができます。暑い日々には、冷えた麦茶でリフレッシュしましょう。

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