穴水町出身の西武・牧野翔矢選手が782日ぶりの1軍復帰戦 涙のお立ち台

石川県穴水町出身で西武ライオンズのキャッチャー、牧野翔矢選手が、25日、日本ハム戦に出場しました。

およそ2年ぶりにスタメンマスクを被った牧野翔矢選手は、2019年に遊学館高校からドラフト5位で入団しましたがおととし、トミー・ジョン手術と呼ばれる右ひじの腱やじん帯を再建する大手術を経験しました。

きのうの復帰戦は、「7番・キャッチャー」でフル出場しました。

3回表。1塁ランナーは俊足の中島選手、セカンドベースへ矢のような送球を見せ盗塁を阻止。三振ゲッツーに切ってとり相手のチャンスの芽を潰します。

流れに乗った西武はそのまま1点を守り切り、勝利。右ひじの大手術を経て、782日ぶりの1軍復帰戦。お立ち台では、思わず涙を流しました牧野選手、泣きながら「これからしっかり1軍で活躍して良い姿を見せられるように頑張ります」と完全復活を宣言しました。

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