腰痛で登板回避の巨人・菅野「頑張ります」投手練習でフルメニュー消化 30日・広島戦先発が有力

 キャッチボールをする菅野

 巨人の菅野智之投手(34)が26日、川崎市のジャイアンツ球場で投手指名練習に参加。キャッチボールやノック、走り込みなどフルメニューを消化。腰痛を訴えて23日のヤクルト戦登板を回避したが、回復は順調で30日の広島戦(東京ドーム)で先発復帰する可能性が高まった。

 5勝1敗、防御率1.83と好成績を残し、チームにとって欠かせぬ右腕。先発を回避した23日の試合後、杉内投手チーフコーチは「軽いぎっくりだと思う。次回の登板は多分、大丈夫だと思うんですけどね」と見通しを明かしつつ、「2、3日後もまだとなったら、ちょっと考えないといけない」と不安も口にしていただけに、順調な回復はなによりの朗報だ。

 同戦後、阿部監督が「来週はしっかりと投げられるようにしますと、本人が言ってきましたのでね。そこは信頼して、来週、頑張ってもらおうと思います」と話していたように、このまま順調なら30日の広島戦に先発する可能性が高い。練習後、菅野は「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。

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