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ものづくりに取り組む中小企業の新たな取引先の獲得を支援しようと、発注企業と受注企業が一同に会する商談会が26日、仙台市で開かれました。過去最多となるおよそ350社が、取り引きの拡大を目指して情報交換しました。
青葉区で開かれた「みやぎ広域取引商談会」には、過去最多となるおよそ350社の中小企業の担当者が参加しました。
会では、受注企業と発注企業が1回あたり20分の面談で事業の内容や実績などについて情報交換し新たな取り引きを目指しました。
また、能登半島地震の復興支援として被災地の石川県と富山県の企業も参加し商談に臨みました。
石川県に本社を置く企業: 「遠いからと断られることも覚悟して来たが、優しい方ばかりで非常にありがたかった」
宮城県に工場を持つ企業: 「(震災で)大変な苦労をされて、私どももそうだったが、(きょうは)有意義に話しをでき、いい時間を過ごせた」
この商談会は、1987年から毎年開かれていて、これまでに機械加工や金型などおよそ1000件の取り引きが成立しているということです。
みやぎ産業振興機構取引支援課 石川宙生課長: 「商談会をきっかけに、お互いを知りながら少しずつ歩みを進め、将来、お互いの企業がかけがえのないパートナーとなってもらえれば」
主催したみやぎ産業振興機構は、今後も商談会を開いて企業同士のマッチングや事業支援を続けることにしています。