スルガ銀行が株主総会 20の株主提案は否決 弁護団長「一生懸命努力という美辞麗句で」 スルガ銀行「全力で早期解決を図りたい」=静岡・沼津市

スルガ銀行は6月26日、静岡県沼津市で定時株主総会を開きました。

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沼津市内で開かれたスルガ銀行の定時株主総会には、約450人の株主が参加。2023年就任した加藤広亮社長の再任案を承認しました。

アパート・マンションの不動産投資をめぐる融資の問題では、現在も被害を訴えるオーナーとスルガ銀行側とで法的な争いが続いています。「融資案件の調査実施」などを求める20の株主提案がありましたが、すべて否決されました。

被害者弁護団は会見を開き、銀行側の対応にもどかしさをにじませました。

<スルガ銀行不正融資被害弁護団 河合弘之団長>
「どんなに私たち頑張っていると言っても、全く成果が出ていないわけですから、それを一生懸命努力しているという美辞麗句できょうの株主総会を乗り切った形になっている」

スルガ銀行は「引き続き、顧客に寄り添った提案をして全力で早期解決を図りたい」としています。

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