【フィリピン】投資委、地場企業の鉄骨加工事業を承認[鉄鋼]

フィリピン投資委員会(BOI)は26日、地場アキュテック・スチール・アンド・サービス・センターの鉄骨加工事業の登録申請を承認したと発表した。投資規模は1億2,500万ペソ(約3億4,000万円)。

マニラ首都圏タギッグ市に構える加工所に、亜鉛メッキされた原料から鉄骨モジュールを生産するラインを設ける。コンピューター制御による高度管理や加工技術が特長。生産した鉄骨モジュールは住宅や中層ビル、工場倉庫などの建築構造物に使用される。

企業復興税優遇法(CREATE)に基づく優遇税制の付与で、先端技術を対象とする戦略的投資優先計画(SIPP)の「ティア3」で初の承認となる。

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