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福井県の坂井市教委は丸岡城城山の樹木調査を実施し、「市の木」になっている桜227本うち、44本が枯れたり、太い枝が折れたりして「危険」と判断されたと6月25日、市会教育民生常任委で説明した。今後施肥したり、枝を切除したりして回復させていく。
丸岡城天守保存活用計画の一環で昨年12月に実施した。文化課の調査によると、城山には樹木が990本ある。
「危険」と判断された桜44本のうち、人通りが多い場所にあり、病気になっているなど早急な処置が必要な9本は2月に伐採した。問題がなかったのは154本。「少し問題」があり、経過観察が必要とされたのは29本だった。
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城山は岩盤で表土が薄く、十分に根が張れていない。また、生育に必要な10メートル以上の間隔がとれていない木もあるという。本年度から3年かけて策定する城山整備基本計画の中で、植栽や管理の計画もつくっていく。