「仮想通貨の運用で生活」「赤字ゼロ」 暗号資産詐取される 福岡県広川町の男性がSNS型投資詐欺被害

福岡県警八女署は27日、広川町の男性が交流サイト(SNS)を使った投資詐欺に遭い、暗号資産をだまし取られたとして、防犯メールで警戒を呼びかけた。

署によると、3月4日から5月28日までの間、被害者がSNSでメッセージを送ってきた相手から「仮想通貨の流動性マイニングで生活している。赤字はゼロ。一緒に投資をしましょう」などと暗号資産の購入と投資を持ちかけられた。複数回にわたり、購入した暗号資産をだまし取られたという。流動性マイニングは、暗号通貨をDEX(分散型取引所)に預け、取引に必要な流動性(現金化や取引のしやすさ)を提供して報酬を得ることをいう。

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