「歴史に残る一打だ!」10戦8発の爆発ぶり。球団史を塗り替える大谷翔平の無双に米識者が拍手喝采!『10年総額1015億円を”超える”価値』を強調

完全に量産態勢に入った。

現地6月26日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)がシカゴ・ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回に25号先制ソロホームランを放った。2戦連続の先頭打者アーチは自身初であり、10試合連続打点は球団新記録のメモリアル弾となった。

ドジャース打線をけん引する切り込み隊長の勢いが止まらない。初回の第1打席、大谷は外角高めに甘く入ったカットボールを見逃さずジャストミートすると、ボールは軽々とスタンドを越えた。打球速度113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離437フィート(約133メートル)をマークする豪快弾に敵地が騒然とするなか、背番号17は悠々とダイヤモンドを一周し、先制のホームを踏んだ。

これで10戦8発、年間49発ペースに上げる爆発ぶりに現地メディアは大賑わいだ。日夜ドジャースの中継を熱心に行なっている米カリフォルニア州の放送局『SportsNet LA』の解説を務めているオーレル・ハーシュハイザー氏は「嘘だろ、またかよ…」と開いた口が塞がらない様子で、その快音に感嘆した。さらに、「オオタニの価値(10年総額7億ドル=日本円で約1015億円)は評判通り、いや評判以上だ。チームメートでさえも信じられないようだ」と続けて、「ショウヘイのパフォーマンスを表現する形容詞が足りないよ」と、ただただ脱帽するばかりだった。
同じく日本人スラッガーの活躍に拍手喝采を送っているのは稀代の”大谷翔平マニア”として周知されているベン・バーランダー氏だ。米放送局『Fox Sports』の野球アナリストを務める同氏は自身のX(旧ツイッター)に「歴史に残る一打だ!」と書き出し、「ショウヘイ・オオタニがドジャース史上初の10試合連続打点を記録した」と綴り、球団史を塗り替えた歴史的なホームランを称えた。

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでホームランを量産している大谷は打率.322、25本塁打、65得点、長打率.643、OPS1.045で「リーグ5冠」に立ち、61打点はトップと3点差のリーグ3位と絶好調。リーグ打撃3冠を射程圏内に捉えている。

構成●THE DIGEST編集部

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