ミセス大森元貴、ファンの支えに感謝「これから一緒に思い出をつくることを大切にしていけたら」

イベントに登場したMrs. GREEN APPLE【写真:ENCOUNT編集部】

CMソング制作は「題材のきっかけを与えてもらっている」

3人組バンド・Mrs. GREEN APPLEが27日、都内で行われたHonda『新型FREED』の新CM発表会に参加。CMソングを制作する際の考え方を明かした。

3代目となる『新型FREED』は、暮らしに笑顔をもたらすクルマとなることを目指して開発。27日から放送されたCMでは、大森元貴が作詞作曲を担当した楽曲「familie(ファミーリエ)」を使用している。

本田技研工業の担当者は「Mrs. GREEN APPLEさんはFREEDの魅力をしっかり表現していただけると考えた。幅広い世代に愛されているアーティストなので、FREEDを知らない人に知っていただけると思い、書き下ろしをお願いした」と起用理由を説明した。

作詞作曲を担当した大森元貴は、普段の楽曲とCMソングの制作との違いを問われると、「コラボレーションといっても、全部そのことだけを書こうとは意識していない。自分が生活していた中で理念が一緒のところをリンクさせて書いている。題材のきっかけを与えていただいているような感覚」と紹介。「題材をもらって、『ああ、自分の中にもそれあるな』と確認するところから始まる。根幹は一緒なですが、きっかけを与えてもらっている」と共通点を探しながらCMソングを制作していると語った。

今回のCMソング「familie」は、ドイツ語で家族という意味。大森は「車でしか巻き怒らない空気感、車に運んでいるような温かい空間から着想を得ましたね。愛や繋がりが伝わるといい」とした。

また、「これからどんな曲でファンと向き合っていきたいか」との質問が飛ぶと、大森は「そうですね……」と少し考えてから、「常にそのときの自分が胸を張って、この曲が好きだと思って曲を出したい。ライブもたくさんしているので、楽しい思い出を作りたい」とコメント。さらに「特に昨年も今年上半期も、ファンの力や存在に助けられて支えられたとすごく実感した。楽しいものだったり、ファンのみなさんと一緒に思い出を作ることを大切にしていけたら」と述べた。ENCOUNT編集部

© 株式会社Creative2