飲酒運転に万引き、パワハラ・・・公務員不祥事で処分相次ぐ

横浜市と小田原市は酒気帯び運転や万引き、パワハラなどで、職員合わせて5人を処分したと発表しました。

27日付けで免職の懲戒処分を受けたのは、横浜市水道局浄水部西谷浄水場の、53歳の技術職の男性職員です。

市によりますと、男性職員は去年11月、藤沢市の道路で車を運転して走行中の車2台に衝突し、自身を含めた男女4人がケガをする事故を起こしました。

男性は事故後の県警の調べで、基準値を超えるアルコールが検出されています。

男性は今後、書類送検される予定で、市の聞き取りに対し「前日の午後10時までに自宅で缶ビール2本と焼酎1杯を飲んだ」と話しているということです。

一方、小田原市は福祉健康部の42歳の女性主事が、先月31日に居酒屋で酒を飲み、帰宅後に車を運転し自損事故を起こしたとして、停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。

また、小田原市消防本部の58歳の男性係長がことし1月、めいてい状態で車を運転し通勤したとしてこちらも停職6カ月に。

2020年度から昨年度にかけて同僚2人の尻を蹴ったりヘルメットで頭を殴ったりしたなどとして、39歳の男性主査を停職1カ月に。

ことし3月、都内の衣料品店で長袖のシャツ3点あわせて5000円相当を万引きした、小田原消防署の26歳の消防副士長の男性を停職2ヵ月の処分にしました。

なお、42歳の女性主事と39歳の男性主査は、27日付けで依願退職をしています。

© 株式会社テレビ神奈川