京福バス21路線で10月からの廃止・減便検討、全路線の半分近く 福鉄バスも検討

 京福バス(本社福井県福井市)が10月に廃止や減便を検討している路線バスについて、福井県は6月27日、嶺北地方の6市町で運行する21路線が対象となっていると明らかにした。深刻な運転士不足を受けた対応で、同社が運行する全45路線の半分近くとなる。

 また、福井鉄道(本社越前市)も10月に福浦線(福井市-越前町)を廃止するほか、来年4月以降の6路線の廃止または減便を検討する。

 県と市町、事業者などでつくる県地域公共交通活性化協議会のバス専門部会が同日非公開で開かれ、事業者側から報告があった。

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