今季の最高気温34・4度を記録

気温の高い日が続いているが、天文台によると、6月27日午後は今年の最高気温となる34・4度を記録した。今月は9日連続で酷暑となる見込みで、6月としては酷暑日が最も多かった2016年の記録に並ぶとみられている。地球温暖化の影響から今年の夏の気温は平年並みから高めの傾向となることが予想され、観測史上トップテンに入るほど暑くなることも予想されるという。酷暑が続くと体調を崩しやすくなり、特に高齢者には注意が必要となる。独居老人の支援や高齢者の福祉活動を行うNGOの長者安居協会によると、今年初の酷暑警報が発令された6月13日以降、同協会が提供しているハンズフリーのスピーカーフォンを通じて寄せられた救援要請や病院への搬送事案は増加しており、中でも6月17日は単日としては救助要請が最も多く50%も増加したという。6月21日までの連続5日間は毎日1800件を超える救援要請があり、前週に比べ15%以上多かったそうだ。

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