有効求人倍率1.21倍 5月の岩手県内 労働局は「雇用情勢は弱さが続いている」

2024年5月の岩手県内の有効求人倍率は1.21倍で4か月ぶりに前の月を下回りました。

岩手労働局によりますと、5月の県内の企業が求める人材の数、有効求人数は2万6199人で前の月より389人増えました。一方で仕事を求める人の数、有効求職者数も前の月から472人増え2万1626人で、有効求人倍率は前の月より0.01ポイント低い1.21倍となりました。前の月を下回るのは4か月ぶりです。求人は人手不足を背景に医療福祉や警備業で増えているものの、原材料や燃料価格の高騰の影響で製造業を中心に減っています。岩手労働局は「県内の雇用情勢は弱さが続いている」としています。

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