ハナショウブ、池のほとりをあでやかに 鹿沼・古峯神社で見頃

見頃を迎えたハナショウブ

 【鹿沼】草久(くさぎゅう)の古峯(ふるみね)神社内の日本庭園「古峯園(こほうえん)」で、ハナショウブが見頃を迎え、池のほとりをあでやかに彩っている。

 同園南東側に約600株が植えられ、紫や白、青、黄色の花々が咲き競っている。29日は、静かな園内を散策しながら写真撮影などを楽しむ家族連れらの姿があった。

 ピークを過ぎた花もあるが、つぼみも見られ、7月初旬ごろまでは楽しめる見込み。同園担当者は「今年は特に花がきれいに咲き、色も多いので見に来てほしい」と呼びかけている。

 同神社には茅(ち)の輪も設置され、30日午後5時から「夏越大祓式(なごしのおおはらえしき)」が行われる。

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