ポケモンの「デンリュウ」バス 佐世保-福岡間で運行開始! マンホールもお披露目 長崎

ポケモンが描かれたマンホールのふたを披露する宮島市長(右から3人目)らとデンリュウ(右)=佐世保市、新みなとターミナルビル

 長崎県と人気ゲーム「ポケットモンスター」(ポケモン)のプロデュースを手がける会社「ポケモン」(東京)の連携協定を受け、佐世保市新港町の新みなとターミナルビルで29日、ポケモンが描かれたマンホールのふたとラッピングバスのお披露目会があった。
 同社は地域とポケモンの魅力を同時に発信しようと、2018年から9道県と協定を結び、本県は10例目。「推しポケモン」を選んで自治体のPRに活用しており、本県は「デンリュウ」が「ながさき未来応援ポケモン」に就任した。
 マンホールのふたは現在、県内5市町のデザインがあり、佐世保市はデンリュウの脇をポケモンのキモリとドレディアで固め、背景に九十九島を描き、同市の花「カノコユリ」をあしらった。同市新港町のさせぼ五番街にあるSASEBOモニュメントの前に設置されている。
 バスは、西肥自動車(西肥バス、佐世保市)の佐世保-福岡間を運行する高速バスの一部にデンリュウをデザインし、同モニュメント前で披露された。30日から運行する。
 お披露目会で登壇した宮島大典市長は取材に対し「改めてポケモンの人気のすごさを感じた。(マンホールやバスを)市内外の人に見てほしい」と話した。

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