【平成の長崎】新星堂で「母と暮せば」パネル&衣装展 平成28(2016)年

 長崎原爆を題材に母と子の愛情を描いた映画「母と暮せば」で、吉永小百合さんらが着用した衣装やパネルが全国に先駆け、長崎市元船町のCD販売店「新星堂長崎夢彩都店」で展示されている。訪れたファンは貴重な衣装をカメラに収めたり、パネルに見入ったりしている。
 衣装は、母親役の吉永小百合さんが身に着けた着物と、息子役の二宮和也さんが着た制服の2点。映画のあらすじや印象的なワンシーンを切り取ったパネル約20点も展示している。娘と一緒に来店した国知出絵美さん(36)は「映画で見た衣装が生で見られるのは貴重。シーンがよみがえるよう」と話した。
 展示は、映画のブルーレイとDVDが6月15日に発売されるのを記念して松竹が開催。同店での衣装展示は5月27日、パネル展示は6月30日まで。
(平成28年5月24日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

撮影で着用された衣装やパネルに見入る来店者=長崎市、新星堂長崎夢彩都店

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