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24日に長崎市を訪問するローマ法王フランシスコが核兵器廃絶のメッセージを発信する爆心地公園(松山町)の集会に参加する高校生平和大使らが17日、西海市西彼町の原爆被爆者特別養護ホームかめだけで利用者の被爆者と交流し、核兵器廃絶の思いを新たにした。
集会参加を前に被爆者の思いを感じ取ろうと企画した。交流会では、平和大使が国内外で核兵器廃絶を訴えている活動を報告。「ふるさと」や「上を向いて歩こう」を利用者と一緒に歌った。
利用者を代表し、15歳の時に被爆した大田スズ子さん(89)が被爆体験を語り「平和の尊さを伝え、世界に平和の輪を広げてほしい」と願いを託した。
6月にバチカンを訪問し法王と面会した鎮西学院高2年の内山洸士郎さん(16)は爆心地公園の集会で、バチカンから持ち込まれた「平和のランプ」の点灯式に携わる予定。「被爆者の思いを胸に参加したい」と決意を話した。