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特殊詐欺被害を防いだとして長崎県の大村署は21日、ファミリーマート大村小路口町店の松尾圭悟店長(40)と従業員の五島亜希子さん(51)に感謝状を贈った。
同署によると2日午後5時ごろ、同店に80代男性が来店。4万円分の電子マネーを購入しようとする男性に五島さんが理由を聞くと、「コンピューターウイルス除去のための費用」と答えたため、詐欺を疑い松尾さんに相談。松尾さんは男性に詐欺の可能性を伝え、警察に連絡して被害を防いだ。
男性はパソコン使用中、ウイルスに感染した旨の画面が表示されたことから、記載されていた番号に電話。電子マネーの購入を指示され、別の店で2回にわたり計4万円の電子マネーを購入させられていた。
感謝状を受け取った松尾さんは「焦っている様子だったので落ち着かせるよう意識した」、五島さんは「これからもおかしいと思ったら、ほかのスタッフにも相談して被害を防ぎたい」と話した。