【WWE】最強コンビ誕生! NXT王者のベイラーが宿敵オライリーとまさかの合体へ

NXT王者ベイラーは最大のライバルにタッグ結成を呼び掛けた(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

米WWE・NXTが配信されベイラー&オライリーの「NXT最強コンビ」が来週大会で実現することが決まった。

先週大会でNXT王者フィン・ベイラー(39=プリンス・デヴィット)は、ピート・ダン(27)から挑戦を表明され、ダンとNXTタッグ王者のオニー・ローカン(35)、ダニー・パーチ(37)組に暴行を受けた。ここへカイル・オライリー(33)を筆頭にジ・アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、ロデリック・ストロング)が救出に駆けつける急展開となっていた。

この日、ベイラーはウィリアム・リーガルGM(52)にダンとの王座戦を直訴。しかし、オライリーとの防衛戦(6日)を終えたばかりとあって、王者のアゴ骨折の後遺症を懸念するGMは、タッグ戦を提案した。

固定したパートナーがいないベイラーは、熟考の末にジ・アンディスピューテッド・エラの控え室を自ら訪問。何と来週配信大会でのタッグ結成をオライリーに訴えたのだ。軍団は緊張の表情で成り行きを見つめていたが、オライリーは「チャンピオン、分かった」と快諾。ベイラーは「来週会おう…」とだけ言葉を残し、控え室を後にした。この結果を受けてベイリー、オライリー組対ローカン、パーチ組戦が確実となった。

ベイラーとオライリーは昨年度のNXT年間最高試合賞(昨年10月4日のテイクオーバー:31)を獲得した最大のライバル同士。この試合で王者はアゴを骨折。再起戦となった6日のリマッチでも死闘を展開しており、2人が組めば「NXT最強コンビ」が実現することになる。窮地に追い込まれていたベイラーが、一気に反撃に出そうだ。

また、鉄檻で囲まれたリングで戦うメインの「ファイトピットマッチ」は、ティモシー・サッチャー(37)が元NXT王者のトマソ・チャンパ(35)をストレッチマフラーホールドで撃破した。

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