【アイスリボン】雪妃&尾﨑タッグ王座V1も…チェリー加入のジョイアミに見せ場奪われた

ベルトを守った雪妃(中)と尾﨑(左)だったが…

女子プロレス「アイスリボン」の23日・東京・後楽園ホール大会でインターナショナルリボンタッグ選手権が行われ、王者「レベル&エネミー」の雪妃真矢、尾﨑妹加(29)組が「ジョイントアーミー(ジョイアミ)」の本間多恵(34)、進垣リナ(32)組を下して初防衛に成功した。

試合は序盤から王者組が躍動。進垣の変型チキンウイングアームロックに雪妃がつかまり大ピンチを迎える場面もあったが、これを尾﨑がダイビングセントーンでカットすると、最後は雪妃が進垣をタイガードライバーで沈めた。

するとジョイアミのリーダー、松屋うの(37)がリングインし「ジョイアミがもっと高みを目指すために入ってほしい人がいる。悪くてベテランでテクニシャン」とチェリーを呼び込む。この加入要請をチェリーが快諾して場内からは拍手。王者組は敗者チームに主役の座を奪われてしまった。

アイスリボンアワード2020で、期待されるユニットとしてファンから大きな支持を受けているジョイアミを撃破した、王者組の雪妃は「チェリーさんの加入はズルいけど、対抗しがいがある。ジョイアミが民意を集めているのは望むところ。私たちはそれを超えていくだけ」ときっぱり。

だが、最後に美味しいところを持っていかれたことについては「勝ったの私たちだよね?」と納得がいかない様子だった。

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