長崎市は28日、サッカーJ2のV・ファーレン長崎とコラボして、クラブマスコット「ヴィヴィくん」を描いた市オリジナルの婚姻届受理証明書を発行すると発表。2月1日から申請を受け付ける。また、市は交付開始日の3月3日、田上富久市長が2組の夫婦に証明書を交付しヴィヴィくんと記念撮影するイベントを開く予定。2月1日から19日までイベントに参加する夫婦2組を募集する。
新型コロナウイルス感染拡大で、結婚式などを挙げられなかった夫婦が増える中、思い出の一つにしてもらおうと発行を決めた。1993年1月以降に市に婚姻届を提出した夫婦は、申請して料金を払えば誰でも受け取れる。
証明書は縦約25センチ、横約36センチ。ピンクと青の2種類でデザインも違う。表は両手を上げて喜ぶヴィヴィくんが描かれ、裏にヴィヴィくんのサインと「おめでとうございます！」の言葉も。1枚1400円で各200部限定。
イベントは、V長崎設立日の2006年6月28日から21年2月19日午後5時半までに市に婚姻届を提出した夫婦が対象。市ホームページなどで応募用紙をダウンロードし、19日までに郵送か窓口で申し込む。市中央地域センターは、ヴィヴィくんの証明書で「（コロナ禍の中、）少しでも明るい気分になってほしい」としている。
