公明党・遠山氏に学会婦人部激怒! 銀座クラブ通いに続いてキャバクラ支出バレた

隠れて深夜営業するキャバクラ店で飲んでいた(写真はイメージ)

公明党の遠山清彦幹事長代理(51)の資金管理団体が、一昨年にキャバクラ代を支出していたことが29日判明し、非難ごうごうだ。清廉潔白、公明正大を信条とする同党だけに遠山氏の処遇はどうなるのか――。

遠山氏の資金管理団体「遠山平和政策研究所」の収支報告書によると2019年6月に中州のキャバクラ店で、飲食代2万8080円が支出されている。ほかにも複数のキャバクラ店への支出があり、合計金額は約11万円に上る。

遠山氏は緊急事態宣言下の今月22日、深夜の銀座クラブ通いが報じられ、謝罪に追い込まれていたばかり。それにしても、なぜ深夜にクラブで遊べるのかというと、「テナント料が高すぎる銀座は500軒以上が通常営業しています。夜8時以降は店のネオンを消してシャッターを降ろし営業。カードだと日付と時間がバレるので現金のみ。遠山議員が遊んだクラブはビルのシャッターを閉めて営業していたんです」(元クラブ関係者)

その遠山氏は29日、キャバクラ支出は秘書だったとしたが、再度謝罪行脚の末、党の役職を辞任した。

「遠山氏の失態に支持母体の創価学会婦人部が激怒していますよ。遠山氏は将来、党代表も嘱望されているホープで、次期衆院選では神奈川6区を新たに割り当てられ、準備していたところで、何を考えているのかと」(永田町関係者)

公明党は過去に不倫スキャンダルや女性問題を起こした議員には離党や議員辞職の厳しい処分を取ってきた。遠山氏にも一時、公認取り消し説が飛び交ったが、役職辞任でとどまった。

「キャバクラ支出は法的に問題ないが、政治活動費として適切なのかのモラルの問題。今回、遠山氏は問題を起こして注目されたので発覚したが、それこそ調べだしたら与野党でゾロゾロ出てくる。党執行部も頭が痛いところでしょう」(同関係者)

社交的な性格と名前から永田町の〝遠山の金さん〟と言われる遠山氏。銀座クラブ通いのツケは高くついただけでなく、今後も立場はなく、「これにて一件落着」とはいかない雲行きだ。

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