長崎県庁4~6階の協働エリアに飾られている木工細工が、仕事の打ち合わせなどで訪れた来庁者たちを和ませている。
県管財課によると、県庁移転後に県職員OBから数十個譲り受けたが詳細は不明という。事情を知る県幹部によると、このOBは対馬振興局に勤務していたころ、趣味で木工を始めた。退職後は諫早市で工房を開き、地元の人たちと交流していたらしい。
OBは県幹部に「協働エリアのテーブルが殺風景なので、来庁者との会話のきっかけになれば」と話していたという。OBは昨年亡くなってしまったが、作品は今でも来庁者との心の距離を縮めるツールとして一役買っているようだ。
来庁者和ませる 県庁の木工細工
- Published
- 2021/02/01 14:00 (JST)
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