パドレスのダルビッシュ有投手（３４）が２３日（日本時間２４日）、自身のツイッターを更新。球団アドバイザーの野茂英雄氏（５２）について、さまざまな思いを書き込んだ。
ダルビッシュはアリゾナ州ピオリアで行われている春季キャンプにおいて、野茂氏からフォークの投げ方を教えてもらうなど幾度となく助言を受けている。この日のツイッター上にはブルペンで投球するダルビッシュに野茂氏が視線を送る動画（球団公式ツイッター）を添付。そして「ピッチングを野茂さんに見てもらうのも凄いことやけど、前後でも色々質問に答えてもらえるって普通に考えてありえないよなって思います。野茂さんの引き出しの多さにもビビってます」と率直な気持ちをつづった。
そのすぐ後にもツイートを投稿し「自分は野茂さんが近鉄時代、藤井寺球場でバリバリ投げている時、車で１５分ぐらいのところに住んでいました。野茂さんがメジャーに行った時ぐらいに野球を始めましたが、まさかその２５年後に同じユニフォーム着てアメリカにいるとは」と記した。小学生時代のレジェンドとともに米国の地に立ち、同じ球団のキャンプでアドバイスを受けていることに大きな喜びを感じている様子だ。
また、フォロワーからのリツイートに応じる形で、ダルビッシュは現役時代の野茂氏がストレートとフォークを主軸としていたことにも触れ「ほぼ２球種で勝負していたことから本当に色々工夫したりしていたんだなと感じます」ともツイッター上でコメントしている。
ＭＬＢ挑戦のパイオニアとして数々の伝説を築き上げた野茂氏からダルビッシュは大きな刺激と何ものにも代え難い財産を得ているようだ。
