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東京電力福島第1原発事故から10年になるのを前に、被爆地長崎から脱原発を訴える集会が6日、長崎市中心部の鉄橋であり、各地の原発停止と再生可能エネルギーへの転換を求めるアピール文を決議した。
市民団体「さようなら原発1000万人アクション・ナガサキ」などでつくる実行委が毎年開き、約150人(主催者発表)が参加。脱原発の思いを込めた歌を披露するなどして、今も多くの人が古里に帰れずにいる福島に思いをはせた。
主催者を代表し「原発なしで暮らしたい・長崎の会」世話人の川原重信さん(67)が「核の被害をこれ以上拡大させてはいけないと、被爆地から全国に声を大にして訴えねば」とあいさつ。実行委の構成団体の一つ「原発ゼロをめざす長崎連絡会」は同日、原発ゼロ基本法の制定を求める署名活動を開始した。