核廃絶を訴え続けるサーロー節子さん追う 「ヒロシマへの誓い」4月17日公開決定

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核廃絶を訴え続けるサーロー節子さんを追ったドキュメンタリー映画「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」が、4月17日に劇場公開されることが決まった。

サーロー節子さんは、広島女学院の生徒だった13歳の時に被爆し、300名以上の学友を瞬時に亡くした経験を持つ。カナダ人と結婚してトロントに移住後、国連などで被爆者としての体験を世界中の人々に語り伝え続け、核兵器禁止条約の推進に貢献してきた。2017年にICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞した際には、受賞スピーチを行った。

「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」は、2015年からサーロー節子さんの姿を追った映像とともに、本作のプロデューサーで被爆二世でもある竹内道さんが、サーロー節子さんとの出会いによって自身を見つめ直す姿も映し出される。サーロー節子さんと竹内道さんの2人の人生を重ねあわせる構成についてスーザン・ストリックラー監督は、「政治的ではなく個人の物語として描くことで、核廃絶運動には誰でも何かのきっかけがあれば関われることがより伝わる」と語っている。

「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」は、4月17日に東京・ユーロスペースで公開されるほか、全国主要都市での公開が決定している。

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