【桜花賞】断然人気の2歳女王ケラススヴィアが重賞3勝目

桜花賞を快勝したケラススヴィア

31日に浦和競馬場で行われた南関東3歳牝馬3冠の第1弾・SⅠ桜花賞は、2歳女王ケラススヴィア(浦和・小久智)が単勝1・3倍の断然人気に応えて逃げ切り、重賞3勝目を飾った。なお、トライアル・ユングフラウ賞勝ち馬ウワサノシブコは感冒で出走を取り消した。勝ち時計は1分42秒1(稍重)。

アタマ差2着に敗れた前哨戦の雪辱を果たした森泰斗は「馬名の由来(ラテン語で桜の道)が桜花賞にまつわるので、落とせないプレッシャーがあった。マイペースで運べて4角まで脚がたまっていい内容。スピードがあるし、ほぼパーフェクトの成績なので戦歴を傷つけないようにしたい」と胸をなでおろした。

通算6戦5勝とした桜の女王はSⅠ東京プリンセス賞(4月28日=大井1800メートル)で2冠奪取を狙う。

2着=グロリオーソ・矢野貴騎手「残念。スタートはうまく出ているが、ハナの後ろでリズムを作るのが難しい感じ。コース適性の差もあった」

3着=レディブラウン・伊藤裕騎手「勝ちにいくレースをした。今までで一番しぶとく、成長を感じる」

4着=スマイルミュ・本田重騎手「ちょっと長い感じがする。直線で止まってしまった」

5着=ニジイロ・張田昂騎手「初の左回りだし、1600メートルで後手に回ったからね。もうちょっとやれる」

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