林道大崎線の復旧工事が完成 きょうから通行可

 長崎市の鹿尾町と大崎町を結ぶ林道大崎線の復旧工事が完成した。2013年にのり面が崩落した影響で全線通行止めとなっていたが、4月1日から通行可能となる。
 市によると、林道大崎線は市道を挟んで国道499号と主要地方道野母崎宿線を結ぶ延長約12キロの林道。迂回(うかい)や、間伐材の搬出などに利用されていた。
 長年にわたって地中に蓄積した雨水が原因とみられる地滑りで、のり面が崩壊。全線通行止めにして経過観察を続け、18年度に工事に着手した。のり面を安定、補強する工事や路面の舗装、ガードレールの復旧などを施した。総工費は約2億7千万円。

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