【東京女子】山下実優がプリンセス王座奪取 6・6サイバーフェスで坂崎ユカとV1戦

辰巳リカを下し新チャンピオンになった山下実優

4日に無観客で開催された東京女子プロレスの後楽園ホール大会で、山下実優(26)が王者の辰巳リカを破り、3度目の王座戴冠を果たした。

王者のドラゴンスリーパー、ヒップアタックに苦戦したが、得意の蹴りを効果的に使い、決定機を許さない。最後はスカルキック(変型バックスピンキック)からクラッシュラビットヒート(変型ジャンピングニー)につなげて3カウントを奪った。

これで、この日行われた「次期挑戦者決定3WAYマッチ」を制した坂崎ユカと、6月6日に行われる東京女子、DDT、ノア、ガンバレ☆プロレスによる4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」(さいたまスーパーアリーナ)でV1戦を行うことが決定。

2019年5月に陥落して以来となる王座返り咲きを果たした山下は「久しぶりに巻きたかったし、何より6月6日に立てるチャンスだったので、負けられない戦いに勝つことができた。まずはユカちゃんを倒してからその先が見えてくる。今はさいたまスーパーアリーナとユカちゃんのことしか考えられない」と表情を引き締めた。

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