巨人の亀井善行外野手(38)が19日に、「3、4月度月間スカパー! サヨナラ賞」を受賞した。
亀井は3月26日に行われた開幕戦・DeNA戦(東京ドーム)で、同点で迎えた9回に代打で登場し、球団史上初となる開幕戦サヨナラ本塁打を決め、劇的勝利を演出。なお、開幕戦での「代打」サヨナラ本塁打はプロ野球史上初となった。
この日、リモートによる記者会見を行った亀井は「この度はこのような賞をいただきまして、ありがとうございます。自分自身は2回目、年間大賞を含めたら3回目なんですけど、また取れたことをすごくうれしく思います」と喜びのコメント。快心の一発については「音がすごくて、完ぺきな当たりだな、というのはすごく感じましたね」と笑顔で振り返った。
頼れるベテランは、記念すべき通算100号まであと1本と迫っている。「もちろんサヨナラで決めたいです」としながらも「早く打てればいいんですけども、なかなかそういうわけにはいかないんでね、しっかりヒットを打てるように準備していきたいです」と謙虚な姿勢を崩さなかった。〝いぶし銀〟光る男が、これからもチームを劇的勝利に導いてくれることだろう。