堀内恒夫氏が連勝ストップの巨人・高橋に温かいエール「1敗したことで吹っ切れてほしい」

初黒星を喫した高橋優貴

巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏(73)が20日に自身のブログを更新し、19日の広島戦(東京ドーム)で今季初黒星を喫した高橋優貴投手について言及した。

開幕から5連勝中だった高橋は6回途中5失点を喫し、登板8試合目にして敗戦投手となった。堀内氏は左腕の〝異変〟を感じ取っていたようで「『目つき』が戻ってしまったね。ギラギラした目が不安なものになっていた。今日は負けるかもしれない。そう感じたほど」と記した。

また、失点を重ねた5回以降の投球については「腕は下がり 体全体でコントロールすべきが手先でコントロールし出した。自分自身で崩れ始めた。そう思った」と指摘した。

ただ、投手の内面は堀内氏にも痛いほど分かる。「ピッチャーは勝ち続けても不安 負け続けても不安」とし「高橋には、1敗したことで吹っ切れてほしい。バネにしてほしい。せっかくついた自信を忘れずに。6回以降を怖がらず。期待してますよ!」と温かい言葉でエールを送った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社