タティスJr.満塁弾でパドレス9連勝 ダルビッシュ5勝目

【マリナーズ2-9パドレス】@ペトコ・パーク

8連勝中と好調のパドレスは、1対1の同点で迎えた6回裏にフェルナンド・タティスJr.のタイムリーなどで3点を奪って勝ち越しに成功。7回裏にはタティスJr.に13号グランドスラムが飛び出し、勝利を決定付けた。パドレスは日本時間5月15日からホームでの9試合に全勝。今季メジャー最速で30勝に到達し、地区2位のドジャース(7連勝)との1ゲーム差をキープしている。一方、敗れたマリナーズは6連敗となった。

チームを9連勝に導いた立役者は若きスター遊撃手のタティスJr.だ。2回裏に12号先制ソロを放ったタティスJr.は、6回裏に勝ち越しタイムリー、7回裏に13号グランドスラムを放ち、3打数3安打6打点の大暴れ。今季の打率は.309、OPSは1.111まで上昇した。2回裏の先制アーチで通算200安打に到達したが、173試合での到達は球団史上最速。また、今季11号アーチですでに通算50本塁打を達成しているが、遊撃手が通算200安打より先に通算50本塁打を達成するのはメジャー史上初の快挙となっている。

パドレス先発のダルビッシュ有は7回93球を投げて7安打を浴びながらも、マリナーズに許した得点は5回表二死3塁からジャスティン・ダンに打たれたタイムリー二塁打による1点のみ。6回表と7回表に2イニング連続で併殺打を打たせるなど要所を締め、7回93球、被安打7、奪三振5、与四球0、失点1というピッチングで今季5勝目(1敗、防御率1.75)をマークした。

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