〈動画あり〉上越タイムス社杯中学女子ソフトボール大会 上越市勢も健闘 地区大会見据え実戦

 第33回上越タイムス社杯中学女子ソフトボール大会が23日、上越市清里スポーツ公園グラウンド(2面)で行われた。県内から8チーム(11校)が出場し、今後の地区大会や県大会を見据えた貴重な実戦を経験した。

 上越市勢は春日が2勝し、準優勝と健闘した。直江津東、城西、三和・城東・三条第一(合同)の3チームはそれぞれ新潟市勢に初戦で敗れたが、精いっぱいのプレーを見せた。優勝は坂井輪(新潟市)。上越市勢の試合の模様を中心に紹介する。

合同チーム協力し合い

 ○…三和・城東・三条第一は3校合同チームで出場。三和と城東は週末に一緒に練習する機会はあるが、三条第一とはコロナの影響もあり、この日が初顔合わせ。あいさつ、自己紹介から始まり、ぶっつけ本番で初戦、坂井輪に挑んだ。

 三和は3年生5人。昨年、今年と新入生を勧誘したが入らず、3年生が引退すると休部という形になる。城東は3年生2人だけで、この代で最後の方針という。平日の部活動は2人でできるキャッチボールやロングティーなどをこなしている。

 チームの主将、三和の保坂一咲(いさき)さんは「不利な状況と思わず、合同チームでも強さ、明るさ、元気さを持って頑張りたい」と意気込む。城東の近藤杏海(あみ)さんと古川唯良(ゆら)さんは「初めての試合にしては良かった」「大会でいい結果を残せるよう協力していきたい」とそれぞれ話し、合同チームの活躍を見据えた。

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