巨人の新3番・吉川尚輝内野手(26)がいよいよ本格化だ。25日の交流戦開幕・楽天戦(東京ドーム)に吉川は「3番・二塁」で出場。5打数4安打2盗塁と躍動し、チームの9―4での白星発進に貢献した。
プロ初3番となった22日の中日戦(バンテリン)からこれで3戦連続の主軸。吉川は「たまたまの部分もありますけど、しっかりボールに入っていけている。結果的にヒットになったことは良かったと思います」と振り返った。
打率も3割4厘まで上昇した。クリーンアップにも「まあ…。そうですね。後ろにつなげるだけだと思うので、打順関係なくやっていけたら」とこれまでとプレーを変えるつもりはないという。
二遊間を組んでいたキャプテン坂本が右手親指骨折で離脱中。「勇人さんがいなくなって、チームにも厳しい。何とかみんなで全員でカバーしていければ」と吉川は前を向いた。リハビリ中のキャプテンの分も吉川が奮闘する。