エンゼルス大勝 大谷15号は188.2キロの弾丸ライナー

【レンジャーズ5-11エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは1回裏にジャスティン・アップトンが9号先頭打者アーチ、2回裏にジャレッド・ウォルシュが11号2ランを放つなど、序盤から打線が爆発。12安打で11得点を奪い、レンジャーズに11対5で大勝した。エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーは6回途中4安打3失点と試合を作り、今季2勝目(3敗)をマーク。一方、レンジャーズ先発のヤン・ヒョンジョンは3回途中5安打7失点でノックアウトされ、今季2敗目(0勝)を喫した。

4回裏に飛び出した大谷翔平の15号3ランは衝撃の一発となった。フルカウントからの7球目、内角のカッターを捉えた大谷は、打った瞬間にスタンドインを確信。打球は初速117マイル(約118.2キロ)で右翼ポール際に飛び込む弾丸ライナーとなった。大谷にとって過去最速の115.2マイル(約185.4キロ)を上回る自己最速アーチ。ジョー・マドン監督は「速かったね。ファウルにならないくらい強い打球だった」と感嘆した様子で話した。

初速117マイルはスタットキャスト導入後(2015年以降)にエンゼルスの選手が放った本塁打としては最速。今季の本塁打では、フランチー・コルデロ(レッドソックス・118.6マイル)、ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース・118マイル)、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ・117.4マイル)、マイク・ズニーノ(レイズ・117.3マイル)、スタントン(117.3マイル)に次いで6番目のスピードとなっている。

大谷は四球、空振り三振、15号3ラン、四球、空振り三振で3打数1安打3打点2四球。今季の打率は.269、OPSは.958となり、本塁打ランキングではア・リーグ1位かつメジャー1位のゲレーロJr.を1本差で追っている。

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