【NBA】ウィザーズ2連敗 八村は11得点 ウエストブルックはポップコーン投げつけられ激怒

審判の判定に不満を唱えるウエストブルック(ロイター=USA-TODAY)

26日(日本時間27日)の米プロバスケットNBAでワシントン・ウィザーズは敵地でのプレーオフ1回戦の第2戦を行い、フィラデルフィア・セブンティシクサーズに95―120で完敗し、2連敗となった。八村塁(23)は25分50秒出場して11得点と7リバウンドだった。

ウィザーズは第1クオーター(Q)の開始32秒、チームの最初の攻撃で八村にシュートを打たせ、ジョエル・エンビード(27)の厳しいマークを受けながらも、これを確実に決める。

だが八村は直後にファウル。残り7分41秒にも2回目のファウルを取られベンチに下がらざるを得なくなる。

ウィザーズはこの時点では12―11とリードしていたのが、第1Qで24―35のビハインドに。前半終了時点では57―71とリードを許す展開になってしまう。

前半6得点の八村は第3Qの残り4分56秒に右コーナーからスリーポイントシュートを決める。だがこの日のウィザーズはスリーポイントシュートの成功率がわずか9%(22本中2本)と低迷。シューターのダービス・ベルターンス(28)は4本すべて失敗させ、無得点で6ファウルの退場となった。

さらにラッセル・ウエストブルック(32)は第4Qに足首を痛めてロッカーに引き上げる際に、観客からポップコーンを投げつけられて激高するなど、散々だった。

プレーオフは4戦先勝方式。第3戦はウィザーズのホームに場所を移し、29日(日本時間30日)に行われる。

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