花で彩り街中明るく 上越ふれあい通り「花いっぱい運動」 プランター50個鮮やか 田中産業が寄贈

 上越大通りの大瀬川から儀明川付近の事業所でつくる、上越ふれあい通り(新土橋商工振興会)にこのほど、会員の田中産業(上越市土橋)から花のプランター50個が寄贈された。コロナ禍でも街中を明るくと贈られたもので、今後、会員事業所により飾られる。

 同会では春と秋の年2回、会員事業所が歩道沿いに花を展示する「花いっぱい運動」を15年以上続けている。今年、春の展示後に田中産業の田中康生代表取締役が「コロナ禍でも、少しでも明るい話題を広げたい」と寄贈を申し出た。

 27日に、同市土橋の冨士屋商店にプランターが届けられた。受け取りに訪れた会員は、色とりどりの花が広がる光景に歓声を上げ、受け取っていた。

田中産業から寄贈された花のプランター。受け取りに来た会員から歓声が上がった(27日、冨士屋商店前で撮影)

 上越ふれあい通り事務局の小菅一雄さんは「これまでにもさまざまな寄付を頂き、本当にありがたい。会員と協力して街中を花で彩りたい」と感謝。田中産業の柳博環境理事は「今は天気も時代も曇りだが、少しでも晴れやかにできる手伝いができれば」と願った。

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