論ずるに値せず? 巨人・原監督が3被弾の畠の質問を一時スルーも「私の責任」

大量リードを許す展開に戦況を見つめる巨人・原監督も渋い顔

巨人が28日のソフトバンク戦(ペイペイ)に3―9で逆転負けを喫した。

初回に2点を先制しながら計4発を食らい、5回までに9点を失って大勢が決した。これで対ソフトバンクでは公式戦10連敗。オープン戦もカウントすれば、屈辱の〝13連敗〟となった。

試合後、報道陣からは3被弾で3回5失点KOとなった先発・畠の投球についての質問が及んだが、原辰徳監督(62)はしばし沈黙した後に「次は?」と右手で〝次の質問をどうぞ〟のジェスチャー。続いて、畠の降板とともに4回からバッテリーごと交代したことにも、同様の仕草をするだけで言葉をのみ込んだ。

完全なる力負けに、もはや語る必要すらないということか…。ただ、起用した結果の責任はベンチにハネ返ってくる。最後に原監督は「こういう結果になっているのは、すべて監督である私の責任であるというところです。もうそれ以上はありませんね」と背負い込んだ。29日こそ連敗に歯止めをかけ、どうにか流れを変えたいところだ。

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