上越青年会議所(上越JC)Live with Laugh委員会は30日までの2日間、上越市内の中学生が同市中ノ俣で自然に触れ、さまざまな体験を行う「ネイチャークエスト~自然体感オリエンテーリング~」を行っている。
上越市の自然を知り、さまざまな体験を通して青少年育成につなげる活動を計画している同委員会。今回は中学生18人が2チームに分かれ、集落内を探索。翌日に集落での発見や学んだことをまとめ、発表する。
初日の29日は顔合わせを済ませ、早速子どもたちは集落の探索に出発。渡された地図を基に協力して、各地点に隠されたクイズや、道中での植物採取などの「クエスト」をクリアし、スタート地点の地球環境学校へ戻った。
集落内では歴史ある神社や、高台から一望できる棚田など、地域の魅力に触れた。橋本琉君(城東中3年)は「いつも高田から見ている山の木一本までが、はっきり見えるほど自然が間近。驚くと同時に心が安らいだ」と中ノ俣の自然への思いを語った。
同日はチームや大人対抗の丸太切りレースや、切った丸太を使ったキャンプファイアを行った。同委員会の吉田充志委員長は「普段住んでいる場所の近くに、これだけ自然が豊かな地域があることを知り、その魅力に触れてほしい」と願った。