〈動画あり〉「行動し、成果を」 中学生が活動発表 三和区青少年育成会

 三和区青少年育成会議は28日、三和地区公民館で本年度の総会を開いた。冒頭で、三和中(石野秋広校長)の代表生徒が本年度の「まちづくりワークショップ」で取り組む内容を発表した。

中学生の中心メンバー3人が総会に参加。スローガンや活動内容を発表した

 「まちづくりワークショップ」は中学生の中心メンバーと地域コーディネーターで企画し、学校や地域を巻き込んで取り組んでいく。今年が7年目の取り組みで、3年目からは中学校の総合学習に組み込んで行っている。

 本年度は「つなぐ・輝く・大好き三和」をスローガンに掲げ、「さんわ音頭」「地域クリーン活動」「谷内池オニバス再生プロジェクト」の3活動に取り組む。さんわ音頭の講習会を全校生徒対象で行い、体育祭で踊って地域住民との交流を促進するなど、広がりを重視する方針だ。

 発表は中心生徒3人が行い、「考えるだけでなく実際に行動し、一つでも成果を出していきたい」と決意表明。生徒会副会長の梅澤一颯君(3年)は「今年は全校みんなで活動をしていきたい。元気で明るい三和区を目指し、いろいろな人と関わりを持ってたくさんの行事をしていく」と話していた。

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