雲仙・普賢岳の大火砕流から30年に合わせ、日本赤十字社長崎県支部は3日、長崎市茂里町の同支部で「赤十字防災フェス6.3」を開いた。日赤長崎原爆病院の託児所「キッズクロス保育所」の子どもたちが防災について学んだ。
同支部は大火砕流発生直後、島原市や南島原市深江町に救護班を派遣し、避難者の健康管理や生活支援に当たった。
託児所から2、3歳の子どもと保育士10人が参加。当時の救護活動の様子を紹介するパネル展を見学し、防災セミナーで地震や大雨など自然災害発生時にどのように行動するべきか学んだ。
パネル展示は11日まで(土日を除く)。午前9時~午後5時で入場無料。
雲仙・普賢岳から学ぶ 「防災フェス6.3」 日赤長崎県支部
- Published
- 2021/06/03 23:35 (JST)
- Updated
- 2021/06/04 11:06 (JST)
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