佐野市「おためし住宅」好調 3カ月待ち、首都圏から希望者相次ぐ

宿泊して移住体験できる「市おためし住宅」

 移住定住の促進を目指し、佐野市が3月に古民家を利用して始めた移住希望者向けの宿泊体験プログラム「市おためし住宅」が好調だ。新型コロナウイルス禍でテレワークや起業を検討する首都圏の移住希望者からの問い合わせが相次ぎ、予約は3カ月先まで埋まっているという。移住に向けた具体的な動きも見られ、市の担当者は「よりよいサポート体制を確立していく」と意気込んでいる。

 実際に市内での生活を体験し、住み心地や交通の利便性などを実感してもらうための取り組み。すでに3組が体験している。市によると、栃木県内では栃木市や茂木町など13市町で行っている。

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