楽天・早川 直球&カットボールで広島打線を手玉に 2回のクロンから4者連続三振

広島戦で好投した楽天・早川隆久

楽天のドラフト1位ルーキー・早川隆久投手(22)が6日の広島戦(マツダ)で5回2/3、7安打2失点投球。ハーラー単独トップとなる7勝目(2敗)の権利を持って降板した。

早川は序盤から最速150キロのストレートと130キロ台のカットボールで広島打線を翻ろうし、ゲームを組み立てた。

2回のクロンから3回の宇草、高橋昂、菊池まで4者連続三振を奪い初登板となる敵地・マツダスタジアムを沈黙させた。

その早川に4回、味方打線は3点を援護する。これを受けギアを上げて行きたかった早川だったが、対戦が3巡目に入った6回に一死一塁から会沢に左線二塁打を許し二、三塁。続く6番・林に甘く入ったカットボールをとらえられ適時右前打を打たれたところで石井監督はベンチを飛び出し2番手・安楽を告げた。

早川の話=「調子自体はぼちぼちだったと思います。なんとかゲームメイクはできました。試合が終わったら、もう一度バッテリーでコミュニケーションを取って、今後の登板につなげたいと思います」

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