「新幹線の旅」描いた園児らの力作168枚 JR長崎駅 仮通路に展示

“線路を走る”イメージで展示されている子どもたちの絵=長崎市、JR長崎駅東口仮通路

 新幹線駅舎を整備中のJR長崎駅東口仮通路(長崎市尾上町)が3日、「GO!GO!かもめロード」にリニューアル。子どもたちが「新幹線の旅」をイメージして描いた絵画168枚が披露された。9月上旬ごろまで。
 JR九州長崎支社が今年春、サクラの花の紙を仮通路の壁面に飾り付けた「さくら咲く通り」を設置。第2弾の今回、同駅近郊の幼稚園など5施設に通う園児らの絵画を掲示し、仮通路の名称を新たにした。
 約40メートルの壁面沿いは、線路のイラスト上を絵画が“走っている”雰囲気に。乗降客は「ディズニーランド」「動物園」「水族館」などの行き先を読み進めていた。同支社は「コロナ禍の収束を願い、子どもの夢とともに“旅行に行った気分”を楽しんで」と話した。

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