そのプレゼン、本当に信用できますか? 『ダマすプレゼンのしくみ』刊行!

株式会社翔泳社は、 書籍『ダマすプレゼンのしくみ 数値・グラフ・話術・構成に隠された欺く手法とその見破り方』(kanata/著)を2021年6月7日に発売。 本書は、 人間の心理的な性質を利用した「ダマすプレゼン」のしくみとその見破り方について、 プレゼンを見る・聞く側の視点から解説。 ビジネスなどで、 受ける(する)機会の多いプレゼンテーション。 スライド資料を利用しながら発表するスタイルが一般的だが、 その中には相手を意図的に誘導するための手法や表現が隠されていることがある。 広告やテレビ番組、 インターネット記事などでも、 「あれ、 本当かな?」と思うグラフや写真を目にしたことはないだろうか。 それらにも、 同じような手法が使われているかもしれない。 本書では、 スライドの図表やグラフ、 話し方、 全体の構成など、 プレゼンのどの部分に、 どのような相手をあざむく手法や、 ミスリードが隠されているのかを解説。 「ダマすプレゼン」の見破り方を知り、 プレゼンを冷静かつ正確に解釈する力を身につけよう。 また、 人間の心理的な性質や法則を理解することで、 効果的なプレゼンを行うためのヒントも手に入るはず。 実際のダマす手法の例として次のスライドを見てほしい。このスライドには7つの手法が隠されている。右上にある3Dグラフは代表的なもので、 読み手に意図的に誤った印象を与えようとしている可能性がある。 一見、 りんごの割合が一番のようにみえますが、 実際に3Dグラフ内の数値を読み取ってみると、 みかんの割合のほうが大きいことがわかる。

本書では、 それ以外にも、切り取られた写真・質問をかわすフレーズ・承諾を取り付けるための話術・不自然な数値の切り上げ/切り下げ・特定の事実に注目させないストーリー構成・など様々なダマす手法を紹介している。

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