DeNA・平良 右肘トミージョン手術無事終了も今季絶望「自分の中で悔いの残らない決断」

3月28日の古巣・巨人戦で先発マウンドに立った平良

DeNAは7日、平良拳太郎投手(25)が横浜市内の病院で右肘内側側副じん帯の再建手術(トミージョン手術)を受けたと発表した。手術は無事終了したものの、今季中の復帰は絶望的とみられている。

平良本人は球団を通じて「右肘の手術をすることに決めました。すごく悩みましたが、自分の中で悔いの残らない決断ができたと思います。リハビリをしっかり行い、ファンのみなさまの前で早く投げられるように一日一日を大切に頑張っていきたいと思います」とコメントした

2017年に巨人から移籍した8年目右腕は今季も先発ローテーションの柱として三浦監督から大きな期待を寄せられていた。しかし今季初めて先発した3月28日の巨人戦(東京ドーム)で中盤まで好投しながらも右ひじの違和感を訴え、途中降板。それでも以降、4月8日の中日戦(ナゴヤドーム)で先発し5回1失点と試合を作っていたが、このマウンドを最後に一軍の登板から遠ざかっていた。

今季は一軍で2試合に登板して0勝0敗、防御率0・90だった。

リーグ最下位に沈みながらも交流戦で首位タイへ浮上し、巻き返しを図りたいチームにとって先発の柱・平良の長期離脱は大きな痛手となってしまいそうだ。

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